【公演レポート】 Contemporary Dance Pieces Ⅱ2023.10.27 06:09 振付家・苫野美亜によるダンスの公演が、神戸ファッション美術館オルビスホールで8月10日に開催された。本公演が9企画目。観る毎に洗練される本企画であるが、この度は思考と考察、ダンスが織り成す、独自の世界観に、観客を誘い込む公演となった。上演作品は『十四夜月』、『Mozart à ...
【公演レポート】『十四夜月』2021.11.20 11:37新進気鋭の振付家、苫野美亜がプロデュースしたダンス公演「十四夜月」が兵庫県神戸市のオルビスホールにて上演された。公演は「クラシックからポストクラシカルへ」と表し、クラシックのテクニックをベースとした音楽家とダンサーの共演が華々しく繰り広げられ、新作を含む7演目が上演された。特に印...
【公演レポート】環バレエ団・環ジュニアバレエ団「初秋のバレエコンサート」2021.10.52021.10.19 08:50環バレエ団・環ジュニアバレエ団(大阪市)によるバレエ・コンサートが9月20日に大阪メルパルクホールで開催された。プログラムはバレエ団のレパートリーより『7つのジュエリーファンタジー』、『白鳥の湖』第3幕抜粋、そしてサイトウマコトの新作『S』の3部作であった。(四柳育子)
【公演レポート】環バレエ団、環ジュニアバレエ団「初秋のバレエコンサート」2020.09.27 00:14初秋の風、彩鮮やかに。灰色のコロナ禍を芸術の力で彩ったバレエコンサートが開催された。主催は環バレエ団・環ジュニアバレエ団。クラシックから始まり、モダン、コンテンポラリーと舞踊スタイルで時の流れを刻む作品群に、あっと息をのむ演出。客席は終始、刺激的な興奮の渦に包まれた。
【公演レポート】Contemporary Dance Pieces2020.02.27 11:00兵庫県芦屋市による文化プロデューサー育成事業、令和元年度「夢ステージ」にてコンテンポラリー・ダンスの公演がルナホールにて行われた。芦屋市出身の振付家、苫野美亜がプロデュースするこの企画では、見る側にとって多様な印象を残す苫野の作品が10演目上演された。
【公演レポート】東京バレエ団×京都市交響楽団 バレエ「くるみ割り人形」<全幕>2020.01.08 03:09東京バレエ団ではこれまでレパートリーとして、1961年に初演したワイノーネン版を基とした「くるみ割り人形」の上演を長く続けていたが、バレエ団創立55周年を迎えた2019年の記念事業として同作品を一新。芸術監督の斎藤友佳理がイワノフ版、ワイノーネン版を基調に改訂演出を施した。
【公演レポート】法村友井バレエ団「海賊」(2019.10.27)2019.11.08 04:083度目の挑戦で2013年以来の6年ぶりの再演である。「海賊」「奴隷」といった重いテーマを扱う作品であるにもかかわらず、どのシーンを切り取っても煌びやかな絵本の1ページをめくるような、華やかで眩い舞台風景が記憶に残る。登場人物の演技動作の緻密さ、技術と表現において申し分なく、演者の...
【公演レポート】環バレエ団・環ジュニアバレエ団 創立55周年記念公演2019.09.04 21:37創立55周年を迎えた環バレエ団、環ジュニアバレエ団が「創立55周年記念公演」として8月17日に大阪メルパルクホールにてバレエ公演を行った。
【公演レポート】京響クロスオーバー、バレエ×オーケストラ2019.01.22 05:57活動の拠点を京都市に置く京都市交響楽団が、異ジャンルのアーティストと共演する企画「京響クロスオーバー」。今回はダンサーの首藤康之、中村恩恵らを迎え、新年の幕開けにふさわしい華々しいコンサートをロームシアター京都で行った。どの作品も甲乙付けがたい素晴らしい仕上がりであったが、その中...
【公演レポート】地主薫バレエ団「眠れる森の美女」2018.11.16 05:31創立30周年を迎えた地主薫バレエ団が、ボストンバレエ団より倉永美沙(オーロラ姫)、新国立劇場バレエ団より奥村康祐(デジレ王子)、ボリショイ劇場バレエ団よりアレクサンドル・スモリャニノフ(カラボス)とアレクサンドル・ファジェーチェフ(フロレスタン王)を迎え、マリウス・プティパ原振付...
【公演レポート】DANCE at the GATHERING 20182018.09.04 05:02若手のバレエ・ダンサーの登竜門として名高い「ローザンヌ国際バレエコンクール」に縁のあるダンサーが一堂に会し、各々の個性を十分に発揮したガラ・コンサート公演であった。
アクラム・カーン「Chotto Desh」2018.08.19 00:24バングラディシュにルーツを持つイギリス人ダンサー、振付家であるアクラム・カーン振付の「Chotto Desh/チョット・ディッシュ」。このベンガル語の単語を邦訳すると「小さな祖国」という意味になる。作品を鑑賞しているとバングラデシュの公用語である同言語の単語がちらほらと耳に入り、...