ダンス・オブ・ザ・イヤーの発表

「ダンス・オブ・ザ・イヤー」の発表が行われたとドイツのダンス情報誌Tanz Magazineが報じた。


これはダンス芸術が発展している世界の主要都市で活躍する41名の著名な評論家達によって選考されたもの。


 女性部門で選ばれたのは、ドイツを拠点に活動するロシア人バレリーナ、ポリーナ・セミョーノワ(33)。ベルリン国立歌劇場バレエ団の歴史の中でも初めての、わずか18歳でプリンシパル・ダンサーに就いたセミョーノワは日本にも何度も来日しており、日本人のファンも多い。現在はベルリン国立バレエ団でゲスト・プリンシパル、またベルリン州立バレエ学校で教授を勤めている。

 同じく男性部門の同賞に選ばれたのはアメリカ人のダンサー、振付家であるトラジャル・ハレル/Trajal Harrell(45)。日本ではまだあまり彼の名前を聞かないが、舞踏家の土方巽に影響を受けた作品もあり、今後日本のダンス界に影響を与える一人になるかもしれない。そんなハレルの振付作品の映像をご紹介。

振付家部門ではカナダのナショナル・アート・センターでダイレクターを勤める、カナダ人の振付家クリスタル・パイト/Crystal Piteが選ばれた。パイトとイギリスのロイヤル・バレエ団のダンサーによる短いセッションの映像はこちらからご覧頂けます。

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