新国立劇場バレエ団公演バレエ『竜宮 りゅうぐう』の7月30日、31日の公演中止

新国立劇場バレエ団は、劇場に勤務する業務委託者1名が新型コロナウィルスに感染したと明らかにし、7月30日と31日に予定していたバレエ公演『竜宮 りゅうぐう』を中止することを決定しました

その業務委託者(Aさん)は7月25日に38度以上の発熱があり、PCR検査を実施後の29日に陽性が確認されました。Aさんは接客の業務担当ではなく、業務上の打合わせなどで接触した関係者についてはAさんに発熱があった時点より自宅待機をしている、とのこと。

『竜宮 りゅうぐう』は演出・振付、舞台美術を森山開次さん、音楽を松本純一さんが担当し、バレエ団のシーズン新作ということもあって注目を集めていました。劇場は新型コロナウィルス感染予防と拡散防止対策を徹底したうえで、公演初日を月24日に迎えたばかりでした。新型コロナ・ウィルスの感染者が全国的が再び大きく広がりを見せる現状をうけ、劇場に来られるお客様の安全と安心を最優先とするためバレエ団は30日、31日の公演を中止としました。

この件においても舞台芸術産業全体の厳しい現実が伺えます。

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