第3回目となる「さいたまダンス・ラボラトリ」の公演が3月20日、21日に彩の国さいたま芸術劇場にて行われます。上演作品は、振付家・ダンサーの小㞍健太さん、湯浅永麻さん、それぞれの演出振付作品。気鋭のダンサー・振付家である柿崎麻莉子さんの新作、そして劇作家・演出家の岡田利規さんと湯浅さんのコラボレーションワークが上演され、終演後にはアフタートークも予定されています。
Photo: matron
彩の国さいたま芸術劇場ではこれまでに多様なコンテンポラリー・ダンス企画を実施してきました。そして日本のコンテンポラリー・ダンス界をけん引するアーティストや舞台作品を紹介してきました。
2018年からは若手の育成と作品創作のプロジェクト「さいたまダンス・ラボラトリ」を新たに立ち上げ、ネザーランド・ダンス・シアターにて活躍した小㞍健太さん、湯浅永麻さんを講師/ナビゲーターとして迎え、若手ダンサーに向けて身体表現の新たな可能性の探求、創造発信の機会を提供しています。
企画は公募にて選ばれたダンサーが2週間程度のワークショップに参加し、その成果を発表するというものです。これまでのワークショップではコンテンポラリー・ダンスの巨匠、イリ・キリアンのレパートリーや、ダンス・クリエーションなどが行われました。前回まで稽古場にて公開リハーサルという形で披露してきましたが、第3回目となる今回は満を持して小ホールにて劇場公演形式で行います。
上演作品は小㞍さんと湯浅さんのそれぞれの作品をワークショップ受講生が踊るほか、ドイツ有数の劇場として知られるミュンヘン・カンマーシュピーレ劇場にて日本人演出家として初めてレパートリー作品を提供した演劇作家の岡田利規さんと湯浅さんがタッグを組む新作『わたしは幾つものナラティヴのバトルフィールド』、柿崎麻莉子さんの演出振付作品『Wild flowers』が上演されます。
Photo: matron
【公演情報】
公演名:さいたまダンス・ラボラトリ Vol.3公演
『明日を探る身体』
日程:2021年3月20日(土祝)~21日(日)
開演:15:00
会場:彩の国さいたま芸術劇場 小ホール
上演プログラム
●小㞍健太 演出振付作品
音楽:森永泰弘
出演:さいたまダンス・ラボラトリ Vo1.3 受講生12名
●湯浅永麻 演出振付作品
出演:さいたまダンス・ラボラトリ Vo1.3 受講生11名
●柿崎麻莉子 『Wild flowers』
出演:飯森沙百合、栗朱音、小暮香帆、鈴木春香
音楽:豊田奈千甫
●岡田利規×湯浅永麻『わたしは幾つものナラティヴのバトルフィールド』
ワーク・イン・プログレス
テキスト・演出:岡田利規
出演:湯浅永麻
チケットについて
料金:一般 2,500円(全席自由・税込み)
U-25 1,500円
※残席僅少
※公演時25歳以下。入場時に身分証明書を提示して下さい。
お問合せ
SAFチケットセンター TEL 0570-064-939 (休館日を除く10:00⁻19:00)
https://www.saf.or.jp/arthall/stages/detail/90082/
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